るる湘南日誌 - るるカンパニー

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ジェネレーションギャップなし。

2020年02月17日

月曜日夕方のホーム夕食後、懐メロ番組が放映されていました。
ホームの皆さんは20代ですが、この番組が好きなのです。

Sさんは一人カラオケでテレサテンを唄うのが得意と云います。
Mさんは伊勢佐木町ブルースを知っています。

ブルーライト横浜などの歌詞もよく知っていて、「Iさん(支援員の私)はブルーライト横浜が流行った時はいくつだったの?」と聞いてきます。

その内一人の方がエアギターでふりを付けてノリノリになっていきました。
ほんとに皆楽しそうです。
支援員はにやにやしながらこんな様子を眺めています。

世代の違いも感じることなく楽しいテレビタイムを共有させて頂きました。
ありがとうございます(笑)。

特に仲良くしてと促したわけではない此方の皆さんですが、入居者さん同士の距離感も上手に取れています。

入居当初からそうだったわけではありませんがだんだん馴染んできて、自分の世界もホームでの皆で過ごす時間も楽しめるようになってきた一つの良い例だと思っております。

どの方も日中の活動先では何かと思うようにならない事も耐えて頑張っておられます。
かならずしも順調な毎日を送っている訳では無いのです。
ホームで疲れをいやしてまた各人の活動が待っています。

一人でも多くの方が心身の健康を獲得し、より幸せに暮らしていかれますように。
そして、これからもこのリズムが崩されることなく自立へのステップを歩いて行かれますようにと願っております。

たのしい思い出がまたひとつ。

2020年01月29日

去る1月27日28日は株式会社FCCのるる事業部として社員旅行に参加させて頂きました。
お休みいただきまして、誠にありがとうございます。

天候が不順な中、レクリエーション委員会の方々が、晴天の日の行程表と雨天時の行程表を準備して下さっておりました。

社用車にてグループ分けされたメンバーで昼食をとり、ホテルのチェックイン時間まで、各自行きたい観光スポットに行きました。

KIMG0394~2.JPG

チェックインして温泉に浸かり、夜は全員参加で宴会です。

前もってグループ分けされていた2,3人のメンバーによる芸の披露タイムがありました。
どなたもそれはもう芸達者な方ばかりです。
プロ顔負けの出し物の数々に笑いが止まりませんでした。

みなさんとても忙しい業務をこなしながら、こんなに面白いことを考え付くなんてそのポテンシャルの高さに脱帽です。

業務には厳しい社長もこんな時は相好を崩して一緒に楽しく過ごして下さっていました。
お優しいご配慮、誠にありがとうございました。

一夜明け、今朝は指針発表会と旅行の反省会で幕を開け、現実に戻ってまいりました。

また一つ増えた楽しい思い出を胸の奥ににしまいこれからの課題を前に気を引き締め、解決に向けて尽力してまいります。

グループホーム支援員より新年の挨拶申し上げます。

2020年01月01日

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
本年も寄り添った支援ができるよう、尽力してまいります。
皆様方のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

今年の冬は暖かい日も多く例年に比べ楽に過ごせますね。

お正月のホームは人それぞれです。
一人静かにテレビを眺め自ら注文したおせち料理を堪能した方、福袋を買いに行った方、
中にはお具合が悪くなってしまった方も若干おられました。
どうかご自愛くださいませ。

春には6つ目のグループホームの開所を控え女性の入居希望者の方々を募集する予定です。

ホームには課題もたくさんありますが
入居者さんの自立と幸福な生活とは何ぞやを検討しながら前進してまいります。

今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

新年のご挨拶(代表より)

2020年01月01日

 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
 さて昨年は1月に関内大通り沿いにカフェ「LEAFⅡ」を就労継続支援A型事業所で開所しました。5月にはワンルームタイプ居室のグループホーム「びーとるはうす戸塚Ⅱ」を開所しました。
 これでA型事業所が神奈川県域に1箇所、横浜市に2箇所、グループホームが横浜市に5箇所になりました。私のこだわりはあくまでも「自立」にあります。株式会社が行うA型事業は誤解を受けることも多々あります。しかし本来は素晴らしい事業で、支援員が少し手を差し伸べれば、立派に就労が出来る方が沢山います。企業としては最低賃金1,011円を保障し、労働契約を交わして社会の一員になって頂きます。社会的意義がとてもある事業です。Café LeafとLEAFⅡの2つのカフェでは表向き障害者が働くカフェとは伝えていません。あくまでも利用者が市場で堂々と貢献できる事業所にしています。またグループホームも居室はバス、トイレ、簡易キッチンが付いたそれぞれ独立したお部屋で、食事やその他を少しサポートしながらそれぞれが自立できる体制が築けるホームにしています。
 昨年は支援体制の強化も図りました。新しいソフト「タスクウェア」を導入し、支援記録や進捗の確認が社内すべての支援員で共有できる仕組みを構築しました。来年は早々に新しいサービス管理責任者にご入社頂けます。2つのカフェでは資格保持者を2名体制にして支援体制の強化にもますます励みたいと考えております。
 本年度も「地球にやさしく 人にしあわせ」の理念に向かって社員一丸となって邁進して参る所存です。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年1月1日
株式会社るるカンパニー
代表取締役 深澤 正司

障害は個性

2019年12月20日

とあるグループホームでの事例をご紹介します。
あるところにAさんという方がいらっしゃいました。

Aさんはここのところ不調が続き、日中活動を通うことができませんでした。

所属支援者の方のフォローもありながら、
通院をすることも「今日は調子が悪くて・・・」と、難しい状況でした。

一緒に向かうので受診しましょうとお約束をしても、なかなか予定通りいきません。

しかし、このまま受診をしなかったら、お薬がなくなってしまいます。
お薬を飲まないとますます具合が悪くなってしまいますので、非常に心配でした。

滞っている支払いがありましたので、なんとか一緒に外へ出ます。
お部屋へ迎えに行ったところ、表情から具合が良くないのが見て取れます。

お食事はきちんと世話人室で召し上がり、栄養面では特に問題なさそうです。
しかし、心の不安定さはお医者様に診ていただくことが最善です。

一緒に歩いて滞っていた物の支払いを済ませ、かかりつけ医のところへ向かいました。

担当のお医者様はとても優しく対応して下さっていました。
診療を終え、お薬を処方していただいていた時、待合室でAさんととある会話をしました。

「これってどんな病気なんですか?どうしたら治るんですかね?」
私はこうお答えしました。
「それは病気ではなくて、Aさんの生まれつきの個性なんですよ。」

Aさんには周囲に支援者さんがたくさんいます。
面立ちも優しそうで実年齢よりもずっと若く見える素敵なAさん。

いつも自炊したい、車の免許を取りたいなどお話してくれます。
しかし、そういったご自身のなりたい姿にはどうしたらなれるのか?、ずっと不安で、わからないでいるのです。

支援者として、どうしたらこの不安を取り除くことができるのか、試行錯誤をしています。

この日は一緒に行動することができ、最後は笑顔でバイバイと手を振ってくださいました。
無事自宅に戻られたと世話人さんからも連絡を頂きホッとしました。

どうかAさんの思い描く未来がやってきますようにと願わずにはいられない気持ちになったある日の午後でした。


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