【勉強会議事録】令和8年度 第1回 障害者勉強会(外部講師研修)

【勉強会議事録】令和8年度 第1回 障害者勉強会(外部講師研修)

開催日時:令和8年6月12日(金)15:30~18:15
場所:藤沢商工会議所ミナパーク502会議室
講師:ハローワーク藤沢 藤沢公共職業安定所
専門援助部門 精神障害者雇用トータルサポーター 市川典子様
参加対象:社員全員
司会:高澤主任
書記:高須

開会
【本研修の意義について】
精神・発達障害への理解を深め、適切な配慮や支援方法を学ぶことで、誰もが働きやすく活躍できる職場環境の実現を目指すことにある。

講義概要
精神障害や発達障害のある方が職場で安定して働き続けるための支援方法について学習した。
障害特性への理解を深めるとともに、職場における具体的な配慮やコミュニケーションのあり方について確認した。

主な内容
1. 障害者雇用の現状と支援体制
・精神・発達障害者は離職率が高く、職場での理解と支援が重要である。
・「精神・発達障害者しごとサポーター」制度は、職場内で適切な支援を行うための理解促進を目的としている。
・企業、本人、支援機関が連携することが職場定着につながる。

2. 主な障害特性と就労上の課題
・統合失調症:幻覚・妄想、意欲低下、認知機能障害などがあり、服薬継続と体調管理が重要。
・うつ病・双極性障害:再発予防のための服薬やストレス管理が必要。
・高次脳機能障害:記憶障害や注意障害への対応としてメモや確認作業を活用する。
・てんかん:発作状況を共有し、安全面に配慮した業務配置を行う。
・発達障害(ASD・ADHD・LD):曖昧な指示を避け、具体的で分かりやすい説明や業務分担が有効。
3. 職場での具体的な支援方法
・指示は具体的かつ段階的に行い、書面や図を活用する。
・挨拶や日常的な声かけを通じて信頼関係を構築する。
・ミスが発生した際は原因を本人と一緒に分析し、再発防止策を検討する。
・感覚過敏や疲労への配慮として、作業環境の調整や適切な休憩を取り入れる。
・体調変化を早期に把握するため、定期的な面談や相談機会を設ける。
4. 今後の取り組み
・障害特性に応じた合理的配慮を実施する。
・曖昧な指示を見直し、分かりやすいコミュニケーションを心掛ける。
・支援機関との連携体制を整備し、継続的な職場定着支援を行う。

グループディスカッション
テーマ「精神・発達障害者と共に働くために私たちができることは?」
主な意見
・障害について正しく理解しようとする姿勢を持つ。
・困りごとや必要な配慮について本人と十分に話し合う。
・日頃から挨拶や声かけを行い、相談しやすい職場環境をつくる。
・曖昧な指示を避け、具体的で分かりやすい伝え方を心掛ける。
・一人ひとりの特性や得意・不得意を理解し、適切な業務分担を行う。
・障害の有無で特別視するのではなく、一人の同僚として尊重することが大切である。

まとめ
障害の有無にかかわらず、一人の同僚として尊重しながら接することが重要である。
また、支援の第一歩は、まず障害について理解しようとすること、そして相手に関心を持つことである。
障害特性は一人ひとり異なるため、決めつけずに本人の話を聞き、困りごとや必要な配慮を一緒に考える姿勢が求められる。
職場では、本人、企業、支援機関が連携し、それぞれの役割を果たしながら支援体制を整えることが大切である。
障害について知ろうとする姿勢と日常的なコミュニケーションの積み重ねが、安心して働き続けられる職場環境づくりにつながることを学んだ。

以上


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