【勉強会議事録】令和5年度 第2回 障害者勉強会「身体拘束・精神的拘束は常に虐待と隣り合わせ」

【勉強会議事録】令和5年度 第2回 障害者勉強会「身体拘束・精神的拘束は常に虐待と隣り合わせ」

開催日時 :令和5年9月8日(金)16:10~18:00
場  所 :藤沢商工会議所ミナパーク302会議室
参加対象 :社員全員

障害者虐待の防止【身体拘束・精神的拘束は常に虐待と隣り合わせ】
DVD視聴「身体拘束の適正化について」
■討論テーマ「精神的拘束を理解した上で業務上スタッフとどの様に関わるべきか」
1グループ
ごみ拾いの特性について理解する。スタッフさんの不調に合わせて控室に誘導する際の配慮を学ぶこと(自分たちの予期とする行動をスタッフ側がどのような行動と受け止めるかを考えて対応する)が必要だと思います。またスタッフさんとの信頼関係がとても重要です。
スタッフさんに情報を伝える際には伝え方を曖昧にしないで例として「ちょっと待って}と言わず「あと10分ぐらい待って」とか「今日は難しいので明日の何時ころ」とか具体的に伝えることが重要です。障害者虐待には「無視」も含まれる。普段から関心を持つよう気を付ける。急な予定変更が苦手な人など,スタッフさんの特性を知るためにタスクウェアなどを使って情報共有を怠らないことも適切な対応につながると考えます。

2グループ
紛れやすい虐待に気を付けなければいけない、知らず知らずのうちに虐待に当たる対応をしてしまうかもしれないと感じました。A型事業所は最低賃金が発生しているので平等に接しつつも障害に対する理解も必要と思います。またA型は就労支援であり労働契約を結んでいる以上はスタッフを腫れもの扱いして接することは本当の意味での支援ではない。社会性を身に着けたり自立することを目的としたり配慮をする、支援をする、本当の意味で支援員はしっかり理解していくことです。

3グループ
DVDの感想として、スタッフさんの個性、特製の把握と理解と情報共有が必要だと思いました。伝え方に気を付けなければいけない。「ちょっと待ってください」という表現は混乱を与えると思います。帰属意識の伝え方も今後検討してまいりたいです。今後の研修で「伝え方」の研修も受けたいと思いました。

4グループ
DVDの対応例を見て難しい対応であると思いました。あのような不適切な対応になってしまった場合にアフターフォローの時間を取る必要を感じました。伝え方とか言い方で忙しい時に強めの口調であったりすることが不適切になるためスタッフのステップアップを考えながら働いていかれるようには情報共有が大切だと思いました。

5グループ
関わり合いで信頼を築いていくことが大切と思います。普段接することの少ない施工部の方々等言われなければ障害のある人だと分からないので「ついうっかり」とした対応をしてしまうことがあります。またカフェでもお店が忙しい時に「早くして」と言ってしまったりすることが虐待に当たるのではないか?と思ってしまったりします。スタッフから社員になった方の意見では指示ではなく「提案」といった業務の伝え方もあっても良いのではという内容がありました。とにかく普段からの信頼関係の構築が重要である。情報共有の大切で負の特性も予め把握していればパニックなど問題行動に発展する前に防げるのではないかと考えます。
以上


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