【勉強会】るるカンパニーの取り組みで4月27日にスタッフ勉強会を行いました

【勉強会】るるカンパニーの取り組みで4月27日にスタッフ勉強会を行いました

るるカンパニーの取り組みで4月27日にスタッフ勉強会を行いました。
以下、流れになります。

■はじめに(社長より)
 るるの目的は、会社で大切にしていることなので、しっかりと噛みしめてほしい。また、経営理念「地球にやさしく、人にしあわせ」については、当社の社員である以上、しっかりと覚えておいてほしい。環境に負荷を与えないのが当社のポリシーである。
 「地球にやさしく」という部分では、地域の役に立っていかなければならない。まずは、地域の人にしっかりと挨拶をしてほしい。そして、会社やお店の前にゴミが落ちていたら拾ってほしい。こうした小さな積み重ねが「自立」につながっていく。

■「就労継続支援A型事業所の利用者年次有給休暇の説明について」、「るるカンパニーが加入している障害補償保険について」、「人事課からのお願い」(石塚より)
①就労継続支援A型事業所の利用者年次有給休暇の説明について:
 年次有給休暇の付与日数については、「指定就労継続支援A型の利用者規定」の第21条に基づいて付与される(詳細は別紙参照)。有給休暇の取得期限は、付与されてから2年である。(付与されて2年経つと消滅する。)
②るるカンパニーが加入している障害補償保険について:
 業務中に怪我については、「ここは危ない」と思ったらリーダーや支援員に相談するなど、自分でも怪我をしないように気を付ける必要はある。しかし万が一、業務中に怪我をしてしまった場合、受診すれば会社から治療費を支給することができる。会社は、そのような時に備えて「業務災害総合保険」に加入している。また、業務中の怪我のほか、正規の通勤経路における通勤途中で怪我をしてしまった場合も、受診すれば会社から治療費を支給することができる。
 怪我をした時の治療費については、いったん自己負担していただき、あとで会社から支給する形となる。けがをしたら、リーダーや支援員まで報告してほしい。
(次ページへ)
③スタッフの皆さんへお願い:
 最新の障害者手帳のコピーを総務課へ提出してほしい。理由は当社が「報奨金」を取得するため。
5月15日(水)までに総務・人事課へ提出をお願いしたい。

■るるカンパニーの自立ステップアッププランについて(細川より)
 当社では、2年前に就労継続支援B型を開設した。この就労継続支援B型は、就労継続支援A型にステップアップしていくことができるために作られた。当社がステップアップを目指すうえで大切にしているものは、経営理念・るるの目的・るる8カ条である。就労継続支援B型では訓練的な要素が大きいが、就労継続支援A型では即実践という形になる。
 現在、就労継続支援A型では、施工部・清掃・カフェ・Fファクトリー・事務作業・メール便といったふうに様々な仕事がある。就労継続支援B型では、軽作業や内勤業務を行っている。
 次に、「自立」と「自律」についてお話する。「自立」とは、他の人から助けられたり、手伝ってもらうのではなく、自分でできるようになることである。「自律」とは、自分で決めたことや規範に従って、自分のことは自分で行っていくことである。
 自立(自律)には大きく、①仕事面、②経済面、③精神面、④身体面の4つがある。当社では特に、①仕事面、②経済面、③精神面の3つを大切にしている。
 ①仕事面の自立とは、自分で考えて業務ができるようになったり、技術的にも自分で業務ができるようになることである。
 ②経済面の自立とは、家族の力などを借りず、自分で生活するためのお金を自分で稼げるようになることである。
 ③精神面の自立とは、他の人の考えや周りの話していることに過度に依存することなく、自分で考えて行動できるようになることである。周りから意見を聞いた時も、まずは「ハイ」と受け入れて行動する。他責思考になることなく、自責思考になることである。自分の行動に責任を持つことは、社会人にとって必要不可欠である。ミスをしたときも、素直にそれを受け止めて「報連相」を行うことが必要である。それが、自分の行動に責任を持つことになる。また、他人の気持ちを考えて行動することも必要である。それにより、協調性や調和が持てるようになる。

■グループ討議・発表「ステップアップのために何が必要だと考えますか?」
⑤グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 ステップアップについて、何が必要かということで話し合った。具体的には、次のような意見が出た。(1)入社した時に教わったことを実行する。(2)相手のことを考える。(3)相手の仕事を手伝って余裕を作り、新しいことを行うことでお客様の気持ちを考える。(4)生活リズムを整える。(5)他人のせいにせず、周りの人と仲良くする。(6)仕事を休まずに出勤する。(7)他の人の話を聞くとき、報告・連絡・相談をする。(8)皆に愛情を注いで、目配りや気配りをする。(8)苦手なことをする。(9)コミュニケーションをとる。(10)相手の気持ちを考える。(11)メモを取り、周りの協力を得る。(12)先走らず、他人に合わせる。(13)自分の立ち位置を考える。

①グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 このグループで出た意見は以下の通り。(1)挨拶が大事。(2)相手の気持ちを考える。(3)チームワークを作っていく。(4)コミュニケーションは挨拶と声掛けすること。言葉遣いにも気を付け、悪い言葉は使わない。私自身は支援員に色々とアドバイスを聞きながら、ステップアップしていきたい。

③グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 このグループのまとめとしては以下の通り。皆さんの共通した願いは、「長く働きたい」ということ。「長く働きたい」というのには、「労働時間を増やしたい」とか、「勤続年数を増やしたい」というのがあった。経済的自立のためにも「長く働きたい」というのがあり、その前提として、体調管理・勤怠安定が大事だという話になった。そして、長く働くためにはモチベーションが必要という話になった。そして、そのモチベーションとは何かというと、「小さなことでもいいので目標を立てていきましょう」という話になった。また、そのモチベーションの一つとして、「自分への小さなご褒美をあげましょう」ということになった。さらに、小さなご褒美とは何かというと、「いつもより高い物を買ったり食べたりする。」という話になった。こうしてモチベーションを維持して、長く働いていきたいという話になった。

⑥グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 このグループで話し合ったことは以下の通り。このグループでは、見事に違う部署の人が集まっていたので、色々な話を聞けて楽しかったし勉強になった。その中でも共通して言えることは、コミュニケーションのこと。具体的には、(1)挨拶がとにかく大事。(2)遅刻・欠勤をしない。(無断欠勤はしない。遅刻や欠勤をする場合は、必ず連絡を入れること。)(4)仕事中は知らない人でも、すれ違ったら必ず挨拶をする。誰に会っても挨拶をする。
 カフェでは、作業中にお客様が来店された際に気付けるようベルをつけたけれども、スタッフが通った時でもベルが鳴ってしまい、「ベルが鳴りすぎるとうるさいな。」と感じるお客様もいるため、改善してほしいと思っている。また、カフェではすでに意見箱が設置されているけれど、他の部署には設置されていないため、設置してほしいという話も出た。

④グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 このグループで出た意見は以下の通り。(1)ゴキブリやネズミ、トコジラミを絶滅寸前にして仕事をなくす。(2)自立と教育は別。経済面や生活面の自立は必要だけど、お互いに助け合ったり、人を頼ることは問題ないと思う。それにより、複数人のメンタルケアができ、複数人のメンタルが安定することで仕事を行うことができるので、複数人がステップアップできると思う。(3)評価基準を考えず、目の前の仕事を乗り越えることが必要だと思う。評価基準の欄に、作業スピードと判断力が求められているので、目の前の仕事に集中して乗り越えることが必要だと思う。(4)質の良い休憩をとって、その間に次の仕事に向けてのエネルギー(集中力やスタミナなど)を回復させる。

②グループ(発表者:A型事業所スタッフさん):
 このグループでは、ステップアップするために必要なこととして以下のような意見が出た。(1)自分の目標や課題と向き合うこと。(2)任された仕事に対して責任をもって行い、支援員から信頼を得ること。(3)気持ちのコントロールを保つこと。(4)休日の余暇を楽しんで、仕事に取り組むこと。

■総評(石黒より)
 ステップアップとは進歩・向上すること。働くことでお給料が発生して励みにもなる。挨拶ができるようになることも、少しのステップアップである。社会性・人間力のアップのほか、技術のアップなど、次のステップに臨んでいくのが楽しみでもある。また、目標を達成した時に、自分へのご褒美をあげることも大切である。私たち支援員も、知識や技術を向上させてステップアップしていくことは必要なので、これからも一緒に頑張っていきましょう。

■閉会(水島より)
 本日は経営理念やステップアップのお話や、怪我をした場合の保険や有給休暇のシステムについてのお話を聞いていただいた。ステップアップで必要なことは、目標を持つことや挨拶をすることである。今日のお話やディスカッションの中で、「よかった。」と思ったことは心に刻み、仕事や仕事以外でも活かしてほしい。そして、楽しんで仕事ができるよう、「楽しく働ける環境づくり」をしていってもらいたい。

以上


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